グレイスアン(16牝/斎藤誠厩舎)
3代母Katiesはヒシアマゾンなどを産んだ名牝。一族からはほかにもアドマイヤムーンが出ている。父ダイワメジャーの半姉ユアスイスイは芝短距離で3勝。配合的には芝中距離で5勝し函館記念でも2着したケイティープライド(ディープインパクト×フレンチデピュティ×ケイティーズファースト)に近いが、ディープブリランテ×ファルブラヴに替わってキレという点では劣りそう。
2018/11/24 2歳新馬 東京芝1600m 18頭 良 1着(1人気)
1:36.7=36.9-25.3-34.5(SLC)
抜群のスタートからハナを譲って2番手の外を追走。折り合いもスムーズ。直線に向いても楽な手応えで後続を待つ余裕。残り300mくらいで追い出すが、手応えほどに目立った伸びではなかった。道中のペースが緩かったことを考えればもっと突き放せてもよかった印象だが、この週は芝13鞍で中団からの差し馬が14連対。差し有利の馬場の影響もあったか。
1着 グレイスアン(戸崎圭太騎手)
「おとなしくて賢くて乗りやすい馬です。楽な感じで勝てましたし、距離を延ばしてもいいと思います」
2019/01/12 フェアリーS 中山芝1600m 16頭 良 3着(5人気)
1:36.0=36.1-24.6-35.3
7枠13番から今回も抜群のスタートで好位の外。前に馬を置けない分行きたがるが懸命になだめる。直線は一旦先頭。外から差してきた馬が上位を占める中、先行馬では最先着を果たす。キレを求められる条件よりパワーで押しきれるレースの方が合っていそうだが、そうするとこの距離は1ハロン長いかもしれない。
3着 グレイスアン(戸崎圭太騎手)
「良い感じでいけたのでしのぎたかったのですが残念です。テンションはそれほど上がらず、むしろ前向きさが出て良かったです」